動物とサルと人間

banner 昨今では、環境問題について多くの人が認識していると思います。
その環境問題の中で、取り上げられることが多いのが、人と動物の共生についてです。

たとえば、人間が生活圏を広げたことで、今までその場で生活していた動物たちを追い出してしまったり、毛皮などを目的とした狩猟で、自然の生態系を狂わせてしまい、絶滅する動物も多くあります。

こうした、人と人間の共生は20世紀になってから特に注目されることとなります。
日本でもこの動物との共生といった観点でいえば、日本固有の生物が人の手によって日本に持ち込まれた外来生物に脅かされていることや、もっと身近なものとして、日本人の多くが好む「うなぎ」も最近では絶滅の危機がある生物としてレッドリストに載ったという経緯があります。

そして、こうした人間がまねいた、または人間が率先して行った行為によって動物が被害を受けているなかで、毎年日本国内で問題視されるのが、ニホンザルによる被害です。

ニホンザルと言えば日光のおさるさんが有名ですが、この日光でもずいぶん前から野生のサルが観光客が持つ食べ物や土産物を奪うといった被害が多くなっています。

ここで注目したいのは、いろんな視点からの意見です。
観光客や一般人、または被害に遭った住人から見れば、食糧などを奪うサルが悪者になります。
そして、サル側からすると、食糧を持っている人間は、奪いやすく、そして山に食糧を求めることができなくなったから人間の持つ食糧を奪うようになったという意見。
そして、行政や動物愛護団体からの視点になると、行政は、住人が被害を受けているのでサルの駆除を考える。しかし、動物愛護団体は動物の生命の保護を求めるといった意見があるのです。

これらの意見を見ると、すべて人間が思っていることであり、サル自身の意見はありません。
これはサルが意見を言うことができないので当然かもしれませんが、サルのこと、そして人間のことを考えた対策を取るというのは大変難しいことです。

実際、対策が遅れると人間側の被害としては農作物に被害が出るほか、けがを負ってしまう可能性もあるわけです。

では、どうしたらいいんか?
これはサルの被害が出始めたころからの考えられていることなので、すぐにどうこう出来る問題ではありません。
しかし、だからといって何もしない、または一方の意見だけを信用して話を進めるのにも問題があると感じます。
ここでは、サルについての生態そして人間の生活の中で動物と共生するための方法から、自然環境の保護のために必要な知識を持って客観的に見る必要がある問題だと思っています。

そのためにも、まずはサルの生態や種類、日本に昔ながら生活してきたニホンザルについての正しい知識を持っておく必要があると思います。

テレビなどでかたられる情報も大切ですが、情報源を一つに絞るのではなく、複数の情報源を用意しておき、そこから比較をすることも忘れないようにしましょう。

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